セルビアの雑誌の表紙と本文に作品を掲載していただきました。
昨年10月、南東ヨーロッパ・バルカン半島のセルビアから一通のメールが届きました。「世界の図書館に配布される雑誌に作品を数点掲載させてほしい」とのこと。
恥ずかしながらセルビアという国がどこにあるのか、またどんな場所でどんな文化があるのか、全くの無知。まずは例に漏れずWikipediaでザッと調べてみるも、歴史的背景や社会情勢はボンヤリと知ることができても、実際に人々がどんな暮らしをしているかまでは、わからない。
だけどいい雑誌を作りたいという熱意はなんとなく伝わる。感じる。
ここは直感を信じて協力してみようと思い、返信ボタンを押す。
そんなやりとりのことも忘れかかっていた6月初旬、見慣れない様式の茶封筒が届く。かすれた消印にはSERBIAの6文字が見える。
!!!
中にはA4超雑誌が一冊。手に取ると表紙一面に自分の写真が!これには興奮。
紙面は5章立てで、そのうち1章分でフィーチャーしてもらっており10点掲載してもらっています。
本文は一部英語があるものの、全編を通してセルビア語(多分)。少しずつ解読してセルビアの文化や生活を知りたいと思う。そしていつか訪れてみたいなぁ。
けれど、言語の壁があるので、さすがに世界の図書館には配布されないのではないかと感じている梅雨の晴れ間の土曜日。
Special thanks to Vladimir Pavic